プロヴァンス田舎れぽーと!海外移住×田舎暮らし

南フランスのド田舎に嫁いで子育て!毎日バタバタしながら田舎暮らしを満喫している日々のこと

家族寝たきり!コニャック、ボルドーフランス旅行記

えー、約半年ぶりくらいにブログを更新してみる私です。

さて、この間旅行に行ってきたのでその旅行記を少々。

2019年初となる旅行の行き先はフランス国内で、ブランデーで有名なコニャックの近くフシニャック、ワインで有名なボルドー、アルビーの三ヶ所を予定していた。アルビー以外は初めて行く場所なのでちょっと楽しみだった。

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車で8時間超!

車に乗るまでが大変って話

今朝の出発目標は10時。一番初めの目的地シャロンとまでは車で8時間もかかる。1週間不在となると時間が経過することを踏まえて色々片付けが大変。計画的に食材を買ってないので食べ切りたいものが溢れて変に豪華な食事になったりする。朝、残り物処理でメディチがブロッコリーのキッシュをランチ用に焼き、私はお土産代わりのショートブレッドを焼いたりとキッチンは大忙し。

2歳半になった息子用に色々な食べ物、お菓子を用意して、バタバタしつつも10時少し過ぎた頃にはだいだい準備が整った。が、このタイミングで事件発生。さぁ出発だ!と車に乗るこむとなにやら鼻をつく異臭が…。まさかと思って靴の底を見てみると、ギャーーーーっ!両足裏に猫のうんちがベッタリ!

精神的大ダメージをくらいながらも、泣く泣く靴裏をガシガシ洗ってどうにか落とし、出鼻をくじかれた旅の行く先に不安を感じつつどうにか出発したのでした。 

それにしても、うんち踏んだ時のあの精神的ダメージってかなりのものがあるよね…うん。

車に乗っても大変って話

 車に乗ってすぐ、朝のバタバタのせいか少し疲れを感じるなーと思っていたのだけどそれがどうも違う。なんだか気持ち悪いし、時間が経つほどに悪くなる。15分くらいしたところで座っているのが辛くなって、ついに後部座席で横になるも、良くならず、今度は腹痛がしてきた…これはまずい。そのタイミングで痛み止めを飲んだ。

次第に痛みは激しくなって、もう息子出産時を彷彿とさせるいてもたってもいられない痛み…そう、この日は生理初日でたまに来る津波級やばい生理痛がこの日がっつりきてしまったのだ。

メディチも心配してついに車を止め、少し休むことに。すると、横ではぁはぁ苦しむ私の頭を、息子が心配してなでなでしてくれる…なんて最上級の癒し(涙)。

15分ほど休んだところで、先に飲んだ痛み止めが効いてきて落ち着いたので、改めて出発。うんち踏んだり腹痛でのたうち回ったり、この時点で結構遅れてしまったのでそれを挽回すべく、車を駆るメディチのアクセルにも火がついたのでした。

長〜いドライブの末、フシニャック到着

そのあと、朝焼いたお昼ご飯用のキッシュをオーブンの中に忘れてきたことも発覚しつつ、とはいえ息子もいい子でまぁまぁ順調に進み、日もとっぷり暮れた頃ようやくフシニャックについた。ここでの宿泊先は、フシニャックでコニャックやワインを作っているお家。遅れてしまった私たちを暖かく迎えていただき、ピノデシャロンントにコニャックにワインと、とーっても美味しいお酒を飲ませていただきほろ酔いで眠りについたのでした。

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息子がはまってるチェコのアニメ、クルテック見せまくり

教会での苦行1時間

フランスはキリスト教の方が多い。とはいえ、日頃あまり感じることはないんだけど、行く人は毎週日曜日の朝にミサに行くんだそう。このエリアは特に信心深い人が多いらしく、泊まらせてもらったお宅のご主人も結構熱心なようで、次の日は日曜日だったこともあり、無宗教の私やメディチも強制的にミサに行くことになってしまった。

人生初のミサ。内容はざっくり分けると賛美歌と神父様の説教、洗礼みたいな儀式(聖体拝領と言うらしい)で、賛美歌を歌う回数が多かった。教会に入る時にその日に歌う賛美歌の紙を渡された。賛美歌、しかもフランス語でなんて知る由もなく、みなさんが歌うなかで手元の紙で分かるところを口ずさんでみたりするが、やはり興味を持てず暇を持て余す。しかも、教会内は暖房があまり利かないらしく寒い!1時間ほどのミサで体はすっかり冷え込んでしまった。

やっとミサが終わり、解放されたー!と教会の外に出ると、途中からぐずって外に出ていた息子とメディチが寒さに頬を赤く染めた明るい顔で迎えてくれた。ずっと外で散歩したり遊んでいたらしい。私もそれやりたかったなーと恨めしい目でメディチを見たのはいうまでもない。

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泊まったお家の庭。広っ長っ!


家族内パンデミックの始まり

まず風邪を引いたのはメディチ。帰ってから具合が悪いといってベッドで休んだりしていたら熱も出てきた。それでも、旅行を楽しみたいのと息子が休ませてくれないのもあって起きてまたワインを飲んだり普通に活動していたメディチ。次の日、さらに風邪は悪化、それでも行きたかったコニャック・ワイナリー見学や美味しいお酒の誘惑に負けてまた無理をした結果、風邪は悪くなる一方。体調が全く万全でない中、次の日ボルドーへと向かったのでした。

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レトロな蒸留マシーン。昔は薪でやってたらしい

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おじいさんの代からの時代を感じさせる

寝たきり家族を尻目にカードとウイスキーコーク

ボルドーでは、日本で知り合ったフランス人の友達が一時帰国していて叔母さん宅にいたので私たちもそこにお邪魔させてもらうことになっていた。叔母さん家族はとても陽気な人たちで、男性陣は格闘技をやっているそうでめっちゃムキムキ。友達のお父さんもフルコンタクトの先生らしい。

ちなみにこちらがフルコンタクト。殴ったり蹴ったり、ですね。

youtu.be

そんな元気な人たちの中、咳き込むメディチ。どうにか到着できたものの、体調が悪いのでベッドに直行。その頃には、息子も咳き込み始めていた。かわいそうに、どうやら風邪がうつってしまったよう。夜になる頃には、メディチも息子もさらに具合が悪くなり二人してベットで寝たきりになってしまった。

私はまだうつっておらず元気だったので、叔母さん家族と友達とウイスキーコーク片手にラミ(Rami)というカードゲームを教えてもらい、歴戦の強者にビギナーズラックで勝つ私。深夜まで盛り上がったのでした。

完全に寝たきり

次の日、終日二人とも寝たきりで私は主にその看病。熱が出て咳もよく出て苦しそうな息子とメディチがかわいそうなものの、買ってきた薬を飲んでもらう他はあまりできることもなくもどかしく、旅行に来たのにそれらしいこともできないこともさらにもどかしい。午前中にボルドーのスーパーに行ったくらいで他は何もできなかった。夜になる頃にはメディチは少しだけ回復したようで起きて食事をすることもできたけど、これ以上旅行を続けることは無理と判断して、アルビー行きは断念して次の日家に帰ることになったのでした。

瀕死のメディチの運転で帰宅

帰る頃には私も少し風邪気味に。帰りの道すがら、きつそうながら車を運転するメディチに尊敬の念をいただきつつ、どうにか家族揃って夜8時ごろ家に着いた。家のなんたる落ち着くことか…ホーム・スイートホーム。

結果的に、あまり旅行らしいことができなかった5泊6日の旅になってしまったけれど、前半のフシニャックでは美味しいお酒も飲めたし、ボルドーではカードゲーム楽しかったし思い出もできたのでまぁよかったかなと。…ん?結果的に私が一番楽しんだってことか。

とにかく、旅行前と旅行中の健康管理がいかに大切かを思い知らされた旅となったのでした。

【ラ・サボの事件簿】ニワトリの失踪

実は、5月からニワトリを飼っています!今日はそんなニワトリたちのお話。

消えたニワトリ

夏の爽やかな暑さが心地いい昼前、いつもと同じようにラ・サボではのんびりした空気が流れていた。そろそろ日課の卵回収にでもいくか〜と、てらてらと太陽が照りつける外に出た私は鶏小屋の中から生みたての卵を一つ回収した。

…また一個だけか。

以前は毎日二個卵を産んでくれていたのが、一羽産んでいないニワトリがいるようで、このところ卵が一個だけの日が多い。ニワトリも夏バテするのだろうか、ご飯ちゃんと食べてるかのな、と体調を気にかけつつ当のニワトリを畑の中で探してみる。うちのニワトリは高さ2mほどの斜面に囲われた窪地になっている畑に放し飼いで、日中あちこちで遊んでいるためちょっと探さないとどこにいるのかわからない。

木の下で遊んでいるマッサン(ニワトリの名前)を見つけたものの、どこを探してももう一羽のヴィオニエが見当たらない。畑を隅々まで探しても見つからない。何かのひょうしに木に登ったのかなと思い、木の上を探しても見つからない。普通ならちょっと見当たらないくらいならうろたえることはない。しかし、まぁいつか出てくるか〜と気楽に言えない理由が私にはあった。

いやな記憶が脳裏をよぎる。

夜の帳がおりつつある鶏小屋に散らばった無数の羽…黒い影…。

実は数週間前、はじめ三羽いたニワトリのうち一羽、ルサンが、隣家の犬にお食事目的で殺されてしまったのだ。その第一発見者は私だった。

夜、いつもより少し遅く鶏小屋の戸を閉めに行った際に偶然現場に遭遇してしまった私のショックは大きく、その晩グロめな処理をし終えた後はしばらく胃が痛かった。その時の胃の痛みの記憶が、どろりと重くみぞおちに落ちてきた。

まさか、味をしめたあの犬にまたやられてしまったのでは…。

一通り探しても見つからず、炎天下で探し続けるのは少し疲れたのもあってひとまず家に戻り、メディチに状況を伝えると、彼の脳裏にも同じことが浮かんだようで表情が曇った。メディチによると、その日はいつものように朝起きてすぐに鶏小屋の戸を開けた時にはちゃんと二羽いたらしい。メディチと捜索を交代し、私は息子とテラスで待機することとなった。

不安でそわそわと落ち着かない。たまに畑を見やってみてもメディチはまだ探している。しばらくして表情の硬いメディチが戻ってきて、畑を探してもいないので斜面の上に行ったかどうか探してみると言い残し、また捜索に戻っていった。

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小さな捜索の手は増えれども

その話をしている時に、道で遊んでいた隣の家の女の子と遊びにきていた男の子が「どうかしたの?」と声をかけてきたので、ニワトリがいなくなったことを伝えると「じゃあ、私たちも探してあげる!」と張り切って探し始めてくれた。

ありがとう、けど…しかし…いや待てっ!

君たち犬連れてるじゃないかっ‼︎

遊びにきていた男の子の犬らしい黒い犬が、子供達についてまわっていた。この犬はたまに見かけていたのだけど、怖がりのようで近くに行くと唸り声をあげるあまり感じのいい犬ではなかった。その犬が子供と一緒にニワトリを探すというのだから、先日加害者となった犬ではないにしても、私は少し焦った。けれど、子供に向かって「きみんちの犬が、こないだうちのニワトリ殺したでしょ?だから犬と一緒に探すとかありえないし!」などと単刀直入にいやみを込めて言うわけにもいかないので、「うちのニワトリ、犬が苦手だから一緒に探さないでくれるかな〜?」とやんわり片言のフランス語でどうにかお願いしてみると、幾分か私の気持ちは伝わったようで「あーそっかー…わかった!」と言って少年のほうが犬を連れて引き返してくれた。そうして小さな捜索人が増えて、なにやら集落を巻き込んだ事件へと発展してしまった感を感じつつ、遠くに聞こえる子供と犬の声を聞いていた。

…ん?…犬の声?

結局一緒に探してるじゃん君ら…。

ひらめき

斜面の上を探し終えたメディチが戻ってきた。やはり見つからないようだ。もはや打つ手なしといった表情。子供達も見つけてはいないようで、そう広くない集落をあちこち歩き回っている。

諦めのつかない私は、メディチと交代して探すことにして畑へと向かった。

この時、もしかしたら…というひらめきに似たようなものが私にはあった。山で遭難した我が子を探す母親が、ピンと「なにか」を感じて見つけてしまうのに似た「なにか」。

先ほど探した時より丁寧に、畑の端から斜面になっている深い藪をじっと目を凝らして見て歩く。目線を上から下へと繰り返しゆっくり動かしつつ歩いていく。ちょうど半分ほどいった時、藪の中に鮮やかな赤いものが見えた…いた、ヴィオニエだ!

藪の中に見えたのはヴィオニエの立派な赤いトサカで、彼女は藪の中にじっと静かに、身動き一つ取らずにいる。キラリと光るいつもの強い目が見える…生きてる!安堵の気持ちがすーっと体を満たしていく。「ここにいたのーよかったぁ〜」とヴィオニエに声をかけ、急いでメディチに見つけたことを教えに走った。見つけたことを伝えると、メディチの顔にも笑顔が広がった。「よかった〜どこにいたの?!」というので場所を教えると「その凄く近くを何度も探したのになー」とヴィオニエが人が近くに来ても全く動かなかったことに驚いていた。

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見つかったことを探し続けている子供達にも教えにいくと、やはり「どこにいたの?」と聞かれる。藪という言葉をフランス語でどう表現していいのか分からず「あの辺の草の中」としどろもどろ答えると、「ふーん」との一言。事件が終わってしまったことを少しつまらなく感じているような子供らしいリアクションをいただき、ラ・サボの小さな事件は無事幕を閉じたのだった。

秘密の巣

その少し後、ヴィオニエがとてとて畑に戻ってきたので、先ほど隠れていた場所に改めて行ってみた。見つけやすいようにマークをつけておいたので今度はすんなり見つかる。草の中の方をそろ〜っと見て驚いた、中にどっさり卵があるじゃないか!

少し興奮しながら卵を出してみると、全部で6個も産んであった。

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 あ〜…そういうことか。

ここしばらく卵を産んでいないと思っていたけれど、彼女はずっとここでこっそり産んでいたのだ。鶏小屋が狭いので産みにくいのか、もしかしたら卵を取られたくなかったのかもしれない。ニワトリの個性というか、頑なな気持ちを見たような気持ちがして少しの申し訳なさと面白さを感じた。メディチとお義母さんに手のひらいっぱいの卵を見せると、思わぬ話の落ちに驚いた後、みんな最後は笑顔だった。たくさんあった卵は半分お義母さんにあげた。夏の日差しで少しだけ暖かい卵の感触を手のひらに感じつつ、こんな風に大事に産んでくれる卵をこれからも感謝していただかなくてはと思った。

その後

秘密の巣を見つけられてしまったヴィオニエは巣の場所を変えてまたどこかでこっそり産んでいる様子…暑いのにまだまだニワトリに振り回されそう。

 

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割とどうでもいいニワトリの話をここまで読んでいただき感謝!

フランスで個人事業主になりました

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前回の投稿から随分と時間がたってしまいました。

「忙しかったから」の一言に尽きるのだけど、言い訳じみていて好きではないので、「他に優先すべきことがあったから」とあえて言いたい。

理由はと言いますと、新しい仕事が決まったのです。しかも立て続けに2社。

思わぬ展開は空から降ってきたように訪れたのでそのことについて。

 

夫婦無職はやっぱあかん

メディチは、一定の技術や経験がないと仕事につきにくいというフランスで仕事を探すことの難しさに直面したり、家のこと(畑や薪割りやリフォームなどなど)やワインの勉強が忙しかったりすることもあり、頑張って仕事を探してもなかなか見つからず、実は「夫婦揃って無職」という日本だったらかなりやばい状況のままフランスに移住して1年が経っていたのでした。

そろそろ自分がちゃんと仕事しないと家計がマジでやばい…!と確信を持ったのが昨年末ごろ(遅い…)。

できれば私は「フランスきたばっかだし?バイトのような感じでたまに働くくらいがいいな〜」なんて、ふわっとした甘えた考えをしていたので本格的には仕事を探していなかったのだけれど、そうもいかないことに気がついた。

じゃーどーしよっかなーと思っていたら、予定していた日本帰国の時期になり1月中盤から約2ヶ月近く帰国してのんびりしていて、特に仕事の事など真面目に考えてもいなかったのだけれど、実家で存分にだらけた後にフランスに帰ってきて数日、ふと見たメールからコトは動き出した…!

 

仕事その1 マッチングサイトよありがとう

むかーし昔に、当時出来立ての転職サイト「リブズキャリア」というサイトに登録をしたことがあり、そのまま放置していた。本当に出来立てホヤホヤで登録したので2014年頃だったのでは、だとするともう4年も前。

libinc.jp

 そのサイト経由でたまにエージェントの方や希望が合いそうな会社からメッセージが入っていたのだが、今までは「どうせ日本にいないと無理でしょ」というのもあって、大半はスルーしていた。

ところが、たまたまそのタイミングで見たメールはなぜか心惹かれるものがあった。

リモートOK、ママさんOK、時短OK…これもしかして、海外にいてもいけるんじゃ…?

というかなり融通のきく募集内容に希望の光を見た私は、興味があることを伝えるボタンをポチッとした。

次の日、その会社の採用担当の方から面談してみませんかとご連絡をいただき、後日面談してみたらなんだかいけそうな雰囲気。とても融通か効きそうで担当の方も優しくていい人そう。あれよあれよと言う間に、社長面接!ということでかなり久々の面接をしてみたら、なんと業務委託という形で採用していただけたのだ。

久しぶりの面接で、かなり不用意だったのもあってしどろもどろな面接だったにもかかわらずなんとも心の広いことか。子育て中のこちらの状況もお察しくださり、固定給にもかかわらず「時間の縛りなく好きな時に好きなだけ働いていただければいいですよー」との待遇。出会いをくれたリブズキャリアさんありがとう!いいタイミングでいい会社さんに出会えて本当に運がよかったなー、と見えない何かにも感謝しつつ、5月からウェブディレクターとして働かせていただいているのでした。

 仕事その2 棚からぼたもち

あらゆる手段を講じて仕事を探していたメディチにあるメールが届いた。

とにかく仕事が欲しかったメディチは、研修中のワイナリーに「ワインに関連した仕事がどうしても欲しいのだがバイトでもいいので何かないか」と相談したところ、メディチの熱い思いが綴られた自己アピールの資料をワインメーカーネットワーク内に流してくれて、その中の一人の目に止まり一緒に仕事をしてみないかと連絡がきたのだ。

その時はまだ日本一時帰国中だったので、フランスに帰ったらとにかく一度会いましょうという話になった。

よかったねー!仕事ゲットできそうじゃーん!と喜んでフランス帰国から1週間後、車で5時間離れた場所にあるワイン生産者の元を訪ねたのだった。

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私と息子はそのエリアに行ったことがないので、いい場所だから観光もかねて一緒に行こうという話で同行したのだが、素晴らしい家に泊まらせてくれたりその人がまぁいい人で、感じも良く懐も深くおまけに顔もいいというありがたい人物だったこともあり、私もメディチも仕事の話をしに来たのにすっかり楽しんで過ごしていた。いろいろ話してお互いのことがわかってきたところで、思わぬ展開。

今まで働いていたWEB担当が急にやめてしまい、自社ページが途中でストップしたままになって困っていて、WEBができる人を探しているというのだ。

「君ができるなら助かるなぁ!」という一言をもらって、いやー内容によりますが、もしかしたらできるかも…?ということで、話が進んで行きオンラインショップのオープンまでをどうにか作るという仕事をすることに。

実際仕事の内容を見てみたら、まぁ前任の人がかなり途中で投げ出していたり、ヨーロッパでは主流のPrestashopなる、日本でいうECキューブみたいなオープンソースECシステムをいじることになったりとかなり苦労してしまったのだけれど、どうにか分かってきてリリースに至ったのです。(まだ途中なので恥ずかしいけど、URLこそっと載せてみる)

La Pangée

リリース後も細々とやることはありそうなので、まだお付き合いは続きそう。メディチもこのサイトのコンテンツテキストやセールスの仕事を得て少し前に進めた感じの私たちでした。

フランスで個人事業主になった

フランス国内の会社のWEBサイトの仕事をするにあたり必要だったので(手続きメディチに丸投げで)個人事業主にもなってしまいました。まさかこんな展開になるとは…。仕事を少し得ることができた私たちだけれど、お互いにリモートで働いているので以前と変わらず、田舎の山の中でほぼ毎日家族揃ってのんびり暮らしていられることはやっぱりありがたい。

けれど、まだこれから!しっかり生活できるようになるまで、まずは今いただけた仕事をきちっとやっていくぞー!

1歳9ヶ月、息子のブーム『おなじ』にほっこり

2ヶ月近かった日本への一時帰国から帰ってきて早1週間が経過。

結構長くいて、日本で暮らしていたかのような感覚があったのでこちらの生活から離れてリフレッシュできたり、また新鮮な目線で見られることもあってよかったなと感じる今日この頃。

フランスに帰ってきてから息子は時差ぼけで夜うまく眠れず、機嫌が悪かったり深夜2時から完全覚醒して5時まで活動したりと親には辛い1週間だったけど、やっとだいぶ落ち着いてきて以前のような生活パターンになってきた。

そんな息子も1歳9ヶ月。我が家に帰ってきたことをちゃんとわかってるようで、リラックスしている様子が嬉しい。

そんな息子が最近やってるあることが、親バカだけどキュンキュンさせてくれるので記録もかねて。

 

おなじ

3人で散歩をしていると、野原に大きな岩があったので少し休憩。

すると息子、メディチの横に座って「ここー!」と隣を指差す。どうやら隣に座ってということらしい。

座ると、私とメディチ、自分を交互に指差しながらニコニコ楽しそうに「おなじ、おなじ」と何度も言う。

「おなじ」は多分、「一緒」という意味だと思う。

そうだね、3人一緒にいるのってとってもいいね、幸せだね。

どこに行っても家族はいつも一緒だよー!ってつい抱きしめてしまう。なんか、家族っていいもんだなと思っちゃう息子の行動でした。

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これからまたフランスでの生活が始まるけど、新たな気持ちで毎日楽しくなるよう、いろいろチャレンジしていきたいなぁ

【海外移住1年】フランスのド田舎で暮らすメリット 後編

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さて、前回の前編から少し時間がかかってしまったけれど、後編も書いてみました。

ちなみに、前編はこちら。前編はフランスで暮らすメリット、後編は田舎で暮らすメリットが中心となっております。

hagiyop.hatenablog.com

自然がいっぱいで癒される

早くも日々の生活で忘れがちだけれど、ふとした瞬間に何気なく周りを見渡せば青い空に揺れる緑の木々、小鳥の声に癒される。家の周囲にある癒し素材の多さにびっくりする。パソコンでがっつり仕事した後に気分転換にちょっと家の外に出れば、もう効果抜群。会社で働いてた頃は、ほとんど一日中人工物しか目にしなかったけど、こうやってネットを介して仕事もらいながら田舎で暮らすのって価値があるなぁと感じる(今は経済的にかなりしんどいけど)。山の夕日とかもうめっちゃ綺麗で、これは何度見ても感動モノ。雲の形や空の色、毎日違っていて同じものがない。

他にも、昼間の道を急にキジがトコトコ歩いてたり、夜の森の中でイノシシとや野うさぎに遭遇したり野生動物を見られるのもなかなか楽しい。四季折々のぶどうばたけやオリーブ畑、ひまわり畑などなど、移動中の景色とかもたまに絵葉書みたいだし、これは南フランスいいなーと思うポイント。

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 森の中は子育てに最高

まず楽なのは家の周りを走る車がないこと。子供が道路に出ちゃったら普通ダメダメ〜!ってなるけどそういうのがない。車が全く来ないわけじゃないけど、来る時は森の中にエンジン音が聞こえるので事前に分かる。数年したら、エンジン音で誰の車か分かるくらいにまでなるらしい。

あとは言わずもがな、自然がいっぱい。わざわざ公園まで行かなくても家のドアを開けて外に出れば遊び場なのだ。息子は、夏は裸足で近所の土の上を駆け回り、畑で水遊びしたり、花に飛んでくる蝶や蜂を追い、野菜に付いている虫をじっと見つめ、森の中に生えている草花の匂いを嗅いだりと、五感をフルに使って好奇心の赴くままに動き回っている。葉っぱをちぎったり、石を投げたり外で遊んでいれば大体のことはやってよし。「自然が最高のベビーシッター」とはメディチの母の名言。そんな環境の中で成長していく子供を見られるのは親の幸せと言っていいかも。

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家が古くても快適

今住んでいる家は、築100年以上のかなり古民家。リフォームはされているけれど壁は土と石で作られた伝統的なもので断熱材は一切使われていない、にもかかわらずこの壁のおかげで一年を通してけっこう快適なのだ。

新築の家はどうかわからないけど、日本の家と違って壁の厚さが50センチ程度ある。この極厚の壁のおかげで夏は外が30度以上の猛暑でも中はひんやり過ごしやすい。冬は薪ストーブをつければ、うまく設計された煙突の配管のおかげもあって家中暖かい。私の日本の実家は昔ながらの家なので断熱仕様にはなっておらず、冬はめちゃくちゃ寒い。石油ストーブのある部屋で過ごすか、上半身は厚着をした上でこたつに入っていないと家の中でもきつい。当然家の中での行動範囲も狭くなってしまう。フランスのみなさんは冬でも室内ではけっこう薄着なことが多く、やっぱ無理しないのが一番だなぁと思わずにはいられない。

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ご近所さんネットワーク

田舎ならでは、なポイントだけど近所のネットワークでいろいろ解決できちゃう。「醤油切れちゃったから貸してくれない?」的に調味料借りに行くとか材料もらうとか自然にできるのがいいところ。道具を借りたり、不用品をもらったり子守や家の困ったことなど助け合いができる環境なので、かなり心強い。そういう空気感は東京暮らし時代には味わったことがなく、田舎っていいなぁとしみじみ感じる。とはいえ、受けた恩はいつか返さなければならないし、親しきなかにも礼儀ありで甘えっぱなしではいけない。こちらもできることは可能な限り協力する姿勢が大事だとも感じる。

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新年ご近所ラクレットパーティ

まとめ

後編は田舎や自然の中で暮らすメリットをまとめてみたけれど、それはそうだよね、と想像できるようなものだった気がする。けれど、実際に感じることは書いていることや想像するものより大きく、田舎暮らしの良さは言葉でうまく言い尽くせないなと感じた。まだまだ1年。これからもっとここで暮らす良さを見つけていけたらいいなと思う。

それと合わせて、デメリットもいつかまとめてみたいなと計画中。グチになりそうで怖いけど、いいこともあれば悪いこともある!日本の良さを再確認するきっかけにもなればと思う。

【海外移住1年】フランスのド田舎で暮らすメリット 前編

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気がつけばフランスに移住して1年が経過!いろいろあったような何もしてなかったような不思議な時間の感覚。ちょうど2018年も始まったことだし、いいタイミングなのでフランスの山の中に移住してみて良かったこと悪かったことを、まとめてみたいと思う。まずは良かったこと、メリットから。(長くなったので前後編に分けました)

 

時間がゆったり流れる

仕事や時間に追われる都会のバタバタした生活とはかけ離れたゆったりした時間の中で、食べることや暮らすことにフォーカスして楽しめている。同じ生活の繰り返しになりがちな以前の都会生活とはうって変わって、移ろう四季を感じながら変化に富んだ生活は生きてるなって感じるみずみずしい日々。都会生活にももちろん魅力はたくさんあるけれど、そこでは得られない豊かな毎日が過ごせている気がする。今は仕事をそんなにしていないので余計に自由な時間が多いからそのはずではあるんだけど、フランスでは仕事をしている人でも仕事以外の時間をとても大切にしていて、バカンスなどでがっつり休んで人生楽しんでる感がすごい。

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夏がすんごく楽しい

南フランスの夏は本当に楽しい。雨は少なくて湿気も低く、カラッと晴れる日が多いので気持ちが良い。太陽が出ている時間もかなり長くて、朝6時頃には太陽が登り始めて、沈むのは夜21時頃。もう目一杯遊んでくださいと言われているとしか思えない。そんな気候のこの辺では、自宅にプールを持っている家も少なくない。我が家には残念ながらプールはないけど、人の良いお隣さんに使わせてもらって毎日プール三昧、午後に貸切プールで過ごす時間はほんとに贅沢。f:id:hagiyop:20180117084107j:plain

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お隣さんちのおっきなプール

そんなプールサイドで、フランスの良き文化とも言える「アペロ」が頻繁に行われる。アペロは、なんというか「ちょっと一杯やろうぜ」という時間。自分の好きなワインや、お手製の軽い料理なんかを持ち寄ってみんなでゆっくりおしゃべりしながら過ごすそれは楽しい時間だ。ちょっと一杯と思いきや大概3時間以上はかかるので、フランス人は本当におしゃべりが好きだなぁと思う。

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そういった時間を過ごすべく、夏のバカンスシーズンはフランス全土や外国からも旅行客が押し寄せて、近隣の村や街は冬の閑散期とは全く違った賑わいを見せる。夏とそれ以外では周囲の人口密度がかなり違うのに驚かされる。バカンスで親戚や家族の友達が家に何泊かしていく機会も多くて、7月や8月はほぼ毎週違う人が泊まってた気がする。退屈しないけど、いつもお客さんがいるのはたまに邪魔というか気が休まらなくて少し疲れたりもするので個人的にはバランスも大事だなと思う。

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夏のマルシェは大賑わい

大人がわがままなフランス。子育てがしやすい(らしい)

いろいろ調べてみるとフランスは「大人がわがままにいられる社会」な気がする(と言うか、単にフランス人がわがままなのかもしれない)。子供が生まれても「自分の人生は自分のもの!」と子供を置いて働くなんて…という謎の後ろめたさはなく、さっぱり産後3ヶ月で仕事に復帰するママがほとんどで、そのための支援サービスが充実しているし、子育てスタイルも生まれてすぐ子供部屋で一人で寝かせて母親は子供と少し離れて自由な時間を持ったり、ベビーシッターも補助があったりするから利用しやすいので夫婦だけでお出かけしたりと、子供を持つ前の生活をある程度維持できる。産後に「私自身の人生はどこに行ってしまったの…?」と悩むママが日本では多い気がするけど、そういった我慢をフランスではしなくてもいいよう制度が整えられているようだ。父親も当たり前のように育児には参加するし、他にもいろいろ子育て世代に優しい制度があったのでちょっとまとめてみた。

  • 出産費用は無料
  • 産後は保育士が訪問してくれて、赤ちゃんのお世話をしてくれるサービスもある
  • 0歳児から入れる保育園も多く、認可されたサービスが充実
  • 3歳から学校に入り学童保育も充実
  • 基本的に公立校なら授業料が高校まで無料
  • 大学も入学金などはなく、年間数万円程度の金額で十分な教育が受けられる

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私の方は、まだ息子も小さいのであまり実感としては感じられていないけれど、どうやら教育費が日本に比べて格段に安いので、親は子供のために必死に働かなくてもどうにかなるようだ。大人がわがままで何が悪い。ええじゃないか!

私の場合、そんなところに魅力を感じて移住を決めたと言っても過言ではないかも。

もっと詳細にわかりやすくまとめているページがあったので興味のある方はどうぞ。

 moomii.jp

食べ物が美味しくて健康的

フランス料理と言うとこってり重めな印象があるかもしれないけど、普段食べる家庭料理はそんなこともない(もちろん好みや選択にもよるけど)。確かに肉を食べる頻度は多いけど、同じくらい野菜もたくさん食べている。美味しくて体に良さげな有機野菜も値段も高すぎることもなく普通に買えるので、メディチのお母さんが有機野菜しかほとんど買わないこともあり普段の野菜はほとんどがオーガニック。それにしても、フランスはオーガニック食材先進国(?)で、何でも探せばオーガニックで見つけられそうな勢い。

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調理方法や食材もシンプルで、揚げ物や加工食品はあまり食べる機会がない。ジャンクフードも田舎ゆえもあってかあまり遭遇しないので食生活がかなり健康的になった私。悩ましいのはスーパーで売ってるデザートのレベルが高すぎることだろうか。ちょっとしたカフェで出てきそうなレベルの味のデザートがかなりお安く手に入るのでつい手を伸ばしたくなる。

 

さて、長くなったので全編はこの辺で。後編は主に田舎で暮らすメリットになりそうな予感。近いうちに更新するのでまたよろしくどうぞ!

 

追記:後編も書きました!

hagiyop.hatenablog.com

 

【フランスの最も美しい村】La Roque sur Ceze(ラ・ロック・シュル・セーズ)

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フランンスの最も美しい村

というのを聞いたことがあるでしょうか。フランスはふらりと訪れた小さな村が思いの外魅了的だったりすることがよくあるのだけど、その中でも選りすぐりの美しい村が協会によって選ばれているとのこと。Wikiによれば厳しい審査基準があるらしく、要約が以下の通り。

  • 人口が2000人を超えないこと
  • 最低2つの遺産・遺跡(景観、芸術、科学、歴史の面で)があり土地利用計画で保護のための政策が行われていること
  • コミューン議会で同意が得られていること

2016年の情報では155の村が選出されているらしいのだけど、私の住んでいるガール県の中では3つの村が選ばれている。何気なく一覧を見てびっくり。全部行ったことあるじゃん!

ガール県

確かに、3つとも他の村とは違うオーラ出してた!

ということで、改めて行った時に写真を撮ったりしたので少し紹介してみようかと思う。

 

La Roque sur Ceze(ラ・ロック・シュル・セーズ)

ラ・ロック・シュル・セーズ

村入り口付近から見たラ・ロック・シュル・セーズ

「フランンスの最も美しい村」協会のサイトでは各村の紹介がされている。ラ・ロック・シュル・セーズはこんな感じ。

www.les-plus-beaux-villages-de-france.org

こちらのサイトに載っている村の見所を要約すると

  • カスカード・デュ・ソタデの川沿いの村
  • コート・デュ・ローヌのワイン
  • 城と城壁の遺跡
  • 村の頂上からのカスカードデュソタデを望む景色

ぶどう畑の脇を通り村に入ると、すぐに小さいながらも小綺麗な教会がある。あまり装飾はなく、こざっぱりとして品の良い感じの教会。ちょうど夕方4時の鐘を聞くことができた。

ヨーロッパの教会

村に入ってすぐにある教会

見所はセンスのいい石畳!

この村に入ってまず思ったのは、石畳が綺麗!それぞれの道で角ばった石や丸い石など違った種類の石を使っていたり、並べ方や石の配色まで小道ごとに個性があって歩いていてとても楽しい。ここから写真を載せていくけど、ぜひ路面に注目していただきたい。

ところで、小さな村に行く際には絶対スニーカーのような歩きやすい靴でないと足が辛いので意識して靴は選んだほうがいい。もう少し大きな町でも石畳はもちろんあるけれど、小さな村の場合は坂道も多く石の並びがさらに荒くなっていたり均等ではないので、よりリラックスして楽しむならスニーカーが一番。

ヨーロッパの石畳

ヨーロッパの石畳

ヨーロッパの小さな村

 セーズ川がすぐ隣に流れているので、そこから石をたくさん運んだんだろうなー。高台にある村なので、当然全てが坂道。作業は大変だったに違いない。村の中を巡る中で、史跡や著名人の家だった場所などパネルが設置されている。パネルを追いかけて登って行くのは楽しかった。

ヨーロッパの小さな村

ヨーロッパの小さな村

小さな村だけど、結構立派な家も多くある。「坂道ばかりで住みにくくないのかな?」と疑問を口にしてみると「この辺の立派な家は全部別荘。お金のある人たちが昔風に改装してバカンスの間だけきてるんだよ」とメディチが教えてくれた。なるほど。確かにバカンスにはぴったりだよね。

ヨーロッパの小さな村

坂道をだいぶ登って頂上まで来たら、そこには城の跡。カスカード・デュ・ソタデを手前に見下ろす大パノラマな景色を堪能。

コート・デュ・ローヌ

城の跡がある高台からの大パノラマ

満足したのであとは全て下り道をひたすら下って帰り道。

いい村は、小道を歩くたびになんというかストーリーがあって最後まで飽きない。この村もそんな感じのストーリー豊富な素敵な村でした。